Deep Purplin 主任研究員ご挨拶

はじめに

このたび「つばさ学会」の設立という目出度くも画期的な出来事にあたって、主任研究員という栄えある役割をファンクラブ事務局より仰せつかりました Deep Purplin です。

『つばさ』はNHKの朝の連ドラという枠を大きくはみ出した素晴らしいドラマでした。そのように感じた人が多くいたからこそ、『つばさ』好きが力を出し合ってのファンクラブ設立、ホームページの立ち上げにつながりました。

ファンの皆さんは、『つばさ』のちょっとヘンテコなお話の展開に合わせて、思わず泣いたり笑ったりしているうちに、自分の人生のなかの辛い部分に対して前向きになれる気持ちが、なぜか浮かんできたという覚えがあるのではないでしょうか。

そんな気持ちを何度も味わいたくて、繰り返しご覧になっている方も多くいらっしゃることでしょう。そんなふうにして、この39時間のドラマにつき合ってみると、さまざまな思いや解釈、疑問が一つ一つのシーンに、そしてドラマ全体に新たに湧き上がってくるのがまた、このドラマの不思議な魅力でもあります。

「つばさ学会」は、ファンの皆さんがそうした思いをそれらしく語ることを「研究」と呼んでしまおうという、まさに『つばさ』のノリのようなカギカッコつきの「学会」だと私は理解しています。私の投稿も、メイン掲示板や一意専心掲示板などへのファンの皆さん一人一人の見方や感想などもフィードバックして、さらに磨いていくことができればと考えています。

研究テーマ

さて一口に『つばさ』ファンといっても、何度も何度も録画やDVDを繰り返し観ている『つばさ』オタクばかりではないことも存じ上げております。録画してあるけれど観る時間が取れない人、録画してないけれど放映時に観たものを大事に心にしまっている人、今となっては録画していなかったことを悔やんでいる人もいらっしゃることでしょう。

主任研究員の役割として、繰り返し『つばさ』を観ることができる人もできない人も、記事を読むことで、新たなことに気づいたり、放映時に感じたことを思い出したりできるようなものを目指して、全156回徹底解説の『つばさ事典』を完成させることを無謀な長い長い目標の一つとしたいと思います。それと平行するかたちで、さまざまなトピックスをお届けできればと考えています。

繰り返しになりますが、『つばさ』は何度観ても新鮮で、新たな発見があり、「このシーンの意味は? このシーンはあのシーンの伏線?」といった疑問があとからあとから沸いてくる不思議なドラマです。主任研究員の役割を全うするために『つばさ』を見直していくことは、『つばさ』に心を震わせる自分自身を見つめ直していくことでもあると感じています。

今後、つばさ学会の論文や研究会が、「ここが聞きたい! あそこが知りたい!」というファンの好奇心を刺激し、それが後藤CPをはじめ制作に関わった方々の思いをこれまで以上にほじくり出し、そしてそれがさらにファンの心を大きくかき乱すものになることを妄想して、私自身がワクワクしています。

さらに壮大な妄想は、大のオトナたちがかくも真面目にバカバカしく『つばさ』というドラマの魅力を様々に解剖しているウェブサイトがあることで、まだ『つばさ』を観たことのない人たちや、いちどは面白くないと思った人たちにも、『つばさ』の魅力を伝えることにまで広がります。

もちろん好き嫌いは好みの問題で仕方のないことですが、視聴率の数字だけで駄作と判断されるようなものでないことだけは、ここにしっかりと記録を残したいと思っています。

最後に

ファンクラブに集われた皆さんの力をお借りして『つばさ』を隅から隅まで掘り下げていくことで、今までに感じていた以上に『つばさ』がいとおしいものとなるよう微力ながら努力していきたいと思います。出来の悪い記事がアップされたときでもクスリと微笑んでいただくことも含めまして、皆様のご協力のほどをよろしくお願いいたします。

平成22年5月吉日 つばさ学会主任研究員 Deep Purplin

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Posted: 5月 5th, 2010 under エッセイ.